先日、ericoと一緒にKenHarakuma先生主催のヨガリトリート(奄美大島)に参加してきました。
一日だけの参加だったのですが、早朝、日が昇る前の時間からマイソールクラスに参加。
個人的には肩に痛みを抱えていたこともあって万全な状態ではなかったものの、
目の前に広がる加計呂麻島とヤドリ浜の瀬戸内ブルーの海。
自然に包まれプラーナ満載の環境でのプラクティス。
Ken先生と最高の時間を過ごすことができました。
そして、クラス終了後はKen先生と鹿児島ワークショップについても打ち合わせ。
2024年11月15日~18日までの4日間、
今年も鹿児島ワークショップの開催が無事に決定しました!
開催内容詳細は追って皆様にはご案内したいと思っていますのでお楽しみに。
最近でこそ、ヨガは体を動かすフィットネス的な要素ばかりが取り上げられがちですが、
そもそも論では、ヨガとは”よりよく生きるための哲学”、”心の科学”といえます。
自分自身が「私」と認識しやすいもの、
「これが私だ」と自身のアイデンティティーを最も実感できるもの、
それが自分の体であるため、
ヨガでは先ず「自分の体」にフォーカスした修練を行うこととしています。
これが「アーサナ(座法)」です。
そして、それ以上の段階である「ディヤーナ(瞑想)」や「サマディ(三昧)」に
進むためには、Guru(グル)が必要であるとヨガの聖典では説きます。
このGuruとは、よく師匠や先生、尊敬する呼称として知られていますが、
その語源としては、インドの古代サンスクリット語より
「Gu(グ)=暗闇、無知」と「Ru(ル)=取り払う、取り除く」という二つの言葉から成り立っています。
ヨガの道を志すには、
その道を正しく照らし、教え導いてくれるものが必要なんですね。
それは、
誰か人かもしれないし、本や経典かもしれない。
はたまた、シヴァ神やヴィシュヌ神などの偶像神かもしれない。
いずれにしても、本当の自分自身(=プルシャ、アートマン)に気付き、
揺るがず、安定した心の状態を保ち続ける自分自身を確立するため、
正しいヨガの道を歩むにはGuruが私たちには必要なのです。
今回のKen先生の鹿児島ワークショップが、
ヨガの道を志す多くの皆様の道標となりますように。
OM.
Comments